誰にも会わない話

耳のするどい生きものになってうっとりと宇宙を聴いている感じ。( *_* )v

庭の草取りをしようと思ったらね・・蜂が飛んで来てね・・ぼくの作業用の黒い手袋の手の甲の部分にとまってね・・あ!痛!・・とおもったら・・あっという間に毒針を刺されていたのだよ・・早朝のお隣さんもまだ寝静まっているような時間にさ・・大声で悲鳴を上げてしまったじゃないか・・そこからしばらく・・たぶん5分ほどはパニックだよ・・家に入ってうろうろと・・痛い痛いと叫びながら歩くのだけれど・・ナニヲシタライイノカワカラナイ・・確かどこかに虫刺されのクスリがあっただろう・・ソレヲヌルノダヨ・・コレヲヌッタラナオルノカ?・・分からない分からないけどヌルンダヨ・・まりちゃんも只事ではない気配に気付いて起きて来た・・いますぐ水道で傷口を洗って毒を絞り出すのだと言う・・なんでそんなこと知ってるんだよ・・ただのアシナガバチだと油断した覚えがある・・都会からここに引っ越した時にはアシナガバチ一匹で大騒ぎしたものだけれど・・10年も田舎に住んだらそんなのはへっちゃらだと思うようになっていたのがいけなかった・・左手の中指・・やられたのはここだ・・水道水を流しながら傷口を強いちからでつまんで絞ると・・信じられないほどの痛みが走った・・だめだ・・でももっと絞れとまりちゃんが励ましてくれている・・これ以上はもうチカラが入らない・・左手の中指の付け根までが赤くなって腫れているシビレテイル・・気のせいかアタマもくらくらしてきたよ・・でももっと恐いスズメバチとか丸くて大きいハチじゃなくて良かったよ・・左手の指はグーもできないほどに腫れている・・ああ・・ギターが弾けなくなっちゃうよ・・って・・最近おまえ全然・・ギターに触れることもしてないじゃないか・・でもこのまま・・ギターが弾けないカラダになってしまうのはちょっとさみしいので・・もしも・・もしも無事に左手が回復したら切れたままの4弦を張り替えてさ・・久々にチューニングをしてあげるんだよ自分。