誰にも会わない話

耳のするどい生きものになってうっとりと宇宙を聴いている感じ。( *_* )v

ぼくはそのお祭りで店番みたいなことをすごくやりたいのにお祭りの配役を取り仕切る吉田というやつがモゴモゴと煮え切らない態度なのでぼくは内心いらいらしながらもなんとかその「店番役」に収まりたいと思いできるだけ強引にならないように注意深く和やかにできるだけさり気なく吉田にその気持ちを伝えているという夢だった・・ちなみに吉田というのは高校時代の隣のクラスのやつでぼくも所属していた軽音楽部では一軍バンドのベーシストをしていた男前で卒業してから一時期はよく遊んだけれども今となれば音信不通で何十年も会っていないのだけれど今朝のこの夢の深層部への入り口となるのはたぶん吉田ではなくて「店番役」というところにある・・夢の情景の詳細はぼんやりとしているがぼくが何故に店番役をやりたいと望んでいたのかといえば「楽しい酒」が飲めるポジションであるからだそれは店の酒をタダで飲めるというようなせこい金銭的な役得感だけの話ではなくて常々ぼくは思うのだけれど感じよく繁盛しているバーやカフェや居酒屋などのシチュエーションにおいては単純に「中の人」がどのお客さんよりも一番楽しいに違いないという「真実=あるいはぼくの思い込み」が存在するからだ・・ぼくはその夢の中のお祭り屋台のバーのような店の中の人になりたいと望んでいた・・さてそして夢の深層に触れるのはここからが本番でそれを象徴しているのが「吉田のモゴモゴ」だ・・何故に吉田はモゴモゴとして煮え切らない態度なのかと言えばそれは驚いたことに「中の人は楽しんではイケナイ」というぼくの心理的ブロックを映し出していてこの夢の状況全体がぼくの自己矛盾をあぶり出していることになる、となれば・・あああの夏の日の海の家のアルバイトでぼくの天敵のように登場してスタッフは仕事中は麦茶を飲むのだと言い放ったけんちゃんよ〜ぼくは君の真っ当すぎる意見の押し付けがましさに無性に怒りを覚えたのだけれど君もまたぼくの深層心理から生まれた幻だったのだということに気付けて良かったよ自分。