誰にも会わない話

耳のするどい生きものになってうっとりと宇宙を聴いている感じ。( *_* )v

なんということでしょう!天国の打ち上げ会場には「劇団ぼくの人生行進曲」に登場してくれたすべての役者達が勢ぞろいしており主役のぼくを拍手喝采で迎えるのだというそれは横浜アリーナ3daysも溢れかえるほどの壮大なパーティであり驚いたことにそこではまだ地上で生きているはずの人物とも再会する・・一瞬あれれ?なんであなたが?と混乱するが考えてみればここは一仕事終えた役者達の打ち上げ会場なのだから当然のことだ「連続/同時の時空」に存在する天国の横浜アリーナにはぼくの人生という「縁」でひとつながりになったすべての皆様が役作りで身にまとった三次元キャラクターを脱ぎ捨てて時空を超えて大集合しているのだ・・お世話になった方々や大好きな人々や可愛がっていた犬やうさぎとの再会にはもちろん心躍るが逆にもう二度と会いたくもないと思っていたようなぼくの人生での「汚れ役」を演じて頂いた方々との再会にも味わい深いものがあるあの時・・と・・腹立たしい思いや悔しい思いや惨めさに打ち拉がれた思いを思い出そうとするのだけれどそれはもうすべてが彼方の幻であり皆様本当に素敵な役者だったよなぁというのが真相だ・・そうかと思えば記憶の片隅にも残っていないような人物が重要な役回りでぼくの人生に登場してくれていたというような裏話も明らかになりさらには一つ一つのなんでもない日常場面の背景には無数の人々の人生が織り込まれており大いなる生命の無限の無限の交響曲には言葉を失うしかない・・だからね・・俺の話を聞け〜5分だけでもいい〜貸した金のことなどどうでもいいから〜と歌う横山剣さんが「お前だけに本当のことを話すから」というのはそんな天国の真相のことなんだよ自分。