誰にも会わない話

耳のするどい生きものになってうっとりと宇宙を聴いている感じ。( *_* )v

言葉は単に言葉でしかないのだけれども・・「真理」を指し示す道具として言葉以上のものはなく有り難いものである・・ぼくの知る限りにおいて(と前置きするまでもなく)ここに書けることはぼくの知る限りのことでしかないのだけれど日本語における抽象度の高さにおいてその頂点に君臨するのは「空」である・・空包摂有/空包摂無・・「空」こそはこの宇宙森羅万象見えるもの見えないもの全ての全ての「背景」であって時空間を超越して遍在している・・さてここからはニュアンスの話になるのだけれども今朝ぼくはとても久々に「絶対積極(相対に対しての絶対)」という言葉に触れてちょっと懐かしい感じがしたのだけれど「その頃」のような胸の高まりを感じることは無かったので「あれ?」と思った・・その頃というのは中村天風さんの書籍に出会い始めて「絶対積極」の真理に触れて感動して自らを励ましていた頃のことでもちろん真理は真理であり揺らぐことは無いのだけれど言葉の「ニュアンス」としてほんの僅かな違和感を感じたのだ・・絶対積極は「絶対愛」「絶対信頼」などと言い換えても同じものを指し示しているがここで言葉のニュアンスとして吟味したいのは「絶対」の方だ・・この相対を超越したという意味合いにおいての「絶対」であるがこの言葉には山と谷の関係で言うならば「山」のニュアンスがあって・・「空」を指し示す言葉としては背景に成りきれない「強さ」が残ってしまうのだ・・で、いよいよここで登場するのが最近のマイブームであるところの「無条件」である(今日の結論→)・・空とは無条件の「谷」である・・こっちだね、ニュアンスでしか語れないことはニュアンスでしか語れないのだからニュアンスを大切にしてゆくのだよ自分。