誰にも会わない話

耳のするどい生きものになってうっとりと宇宙を聴いている感じ。( *_* )v

ぼくが幼稚園に入る前のことだと思う母親が小さなダイアモンドのついたペンダントを手のひらに載せていてそれを覗き込んだぼくは息をのむような虹色の輝きに見とれていた・・なんで今になってこんな記憶の断片が蘇ったのか不思議に思うのだけれどそれは「ダイアモンドレインボー」という言葉に触れたのがきっかけだった・・ダイアモンドレインボーちょっと耳慣れない言葉の響きが母親の手のひらにあった小さな輝きとともに懐かしい記憶を呼び覚ました「これはなんて美しいものだろう」その時に感じていた驚きは今も鮮明にぼくのなかにあってその記憶が「あまりにも鮮明」なことに今日の自分は驚いているひょっとするとこれは「一番古い記憶のグループ」に属するものと言えるのかも知れないけれどなんだか「出来すぎた記憶」でもあるので他所では安易に話したりしないようにして大切にしよう〜wと昨夜お布団の中で思ったのだった母親の手のひらのダイアモンドの中で輝いている光はもちろんあの日の上空に輝いていたお日様の光を集めたものであるわけで「そのこと」を思うとぼくはとても幸せで切なくて愛おしい気分になる母親にも若い頃があったのだなと実感する・・話はぜんぜん変わるのだけれどいつも確定申告の書類作成を見てもらっている地元の商工会のおじさんに電話をしたらいつの間にか退職されていたようで代わりの人が応対してくれた電話の感じではとてもしっかりとした30代の女性のようで有り難い反面「帳簿はもっとしっかりと付けてくださいね」と注意されそうで恐い去年までお世話になっていたおじさんには「懐の深さ」があって帳簿関係だめだめなぼくはその懐の深さに甘えていたのだけれどまあなんとかスムーズにお願いできて税務関係はさっさと終わらせてしまえばいよいよ春がやって来るね外出するのにいちいちコートを着なくていい春は本当に素敵な季節だと思うのだよ自分。