誰にも会わない話

耳のするどい生きものになってうっとりと宇宙を聴いている感じ。( *_* )v

久々に中村天風さんの本を読んでみようと思って本棚を見たのだけれど「あるべき場所」にその大切な一冊がなくて昨日はそこからパニックとココロの葛藤が始まってしまったなんでなんでなんでなんで・・あるべき場所にあるべき大切な本が無い無い無い・・この本はある時期のぼくの心の支えになってくれた本当に本当に大切な本なのだからそれはつまり「カケガエのない心の支えを失ってしまう」ことになるそれは困る困る困る・・もう思い当たる場所は全部の全部を探したけれど見つからない見つからない見つからない・・本当に辛い3時間ほどだったのだけれど「そのうち」心の思いがゆっくりと変化して何かの「強い強い執着」が燃焼して解き放たれて行くのがわかった・・そもそも心の支えを必要とするような心は思いの心であるがゆえに不自由な心であり清々しくて晴れ晴れとした「無条件の心」ではないし・・大切なのはどのような人生の困難と心の葛藤に見舞われようとも「決して失うことができないのが無条件の心」なのだからぼくがその3時間の身悶えするような葛藤の果てにたどり着いたのも無条件の心そのものの透明な光ある場の実感だった・・思えばこの一ヵ月のあいだにぼくの分身でさえあるミルパたちの原型が無くなり今回は天風さんの書店では購入できない特別な思い出のある本が無くなった・・大切なものを大切にしすぎるがゆえに失くしてしまうという痛恨の極みの出来事である同じパターンである・・これは決して偶然とは思えない・・そして一夜明けて今日の心境なのだけれど半分ヤケクソの気分ではあるが「もう物質的宝物に関しては何を失っても屁のカッパだ」という信じられないほど男前な感覚だ・・およそ一番大切なものの象徴であるミルパの原型と天風さんの御本を失うことに比べて「それ以上に大切なものはない」いいんだよいいんだよこれでいいのだよ自分。