誰にも会わない話

耳のするどい生きものになってうっとりと宇宙を聴いている感じ。( *_* )v

毎日のようにプールに行って泳いだり潜水したりを繰り返していた頃があって・・水の中は音の世界だ・・ということを思い出したのには理由があってそれはイルカたちが泳ぎ回る「海の音」を記録したビデオを見たからだった・・このイルカのビデオをブログで紹介しているひとはここには深い癒しがありますねと書き添えていて・・このビデオを観るというよりもイヤホンで聴いていると確かにそこは音の楽園であって穏やかな平和に満たされており全てが調和して全体が一つの生命体のように感じられた・・実際にその海の満ち干きだって天体の月と地球の引力関係から生まれているのだし月と地球がこのような引力関係を保って一定の活動を繰り返すためには全宇宙のバランスが関与しているのだから・・全宇宙は当然のこととして一つの生命体である・・イルカたちは何事にも逆らわず生命を謳歌しているように感じる、水中を振動させて遠くまで達する多彩な表現の「声」でいったい何を話しているのだろうかと想像するのだけれどその内容を人間社会の会話に当てはめるのは無理があるよな・・彼らは感じている・・フィーリングを共有しているそれはきっと尽きることのない生きる喜びのような至福感の共有なのだろうと想像できるが人間としての想像には限界を感じる・・なぜならば・・僕はイルカたちの世界の平和さや穏やかさというのを実体の体験として知らないからどうしても周波数が合ってこないただできることは出来る限りに心を鎮めてその世界に耳を澄ましてみることだけ・・それでもこの音の楽園はブログの作者が言うように深い癒しを共有しようとしてくれているのが分かる・・ただ分かる・・夏の終わり頃、夕暮れ時に神社のある森などに出かけるとカナカナカナというあれはヒグラシの鳴き声が心地よいのだけれど森のエネルギーに包まれる「あの感じ」にちょっと似ているなとイマジネーションは飛躍した・・いずれにしても僕が書き留めたいのはこのことかも知れない・・静けさとは静寂とはとても偉大で有り難いものであり世界の背景に存在し続けるいのちそのものなんだよな〜自分。