誰にも会わない話

耳のするどい生きものになってうっとりと宇宙を聴いている感じ。( *_* )v

しかしそれにしてもよく頑張るわが家の洗濯機くんは東芝製でありましてかれこれ20年モノなのだと言えばたいがいの人が驚く・・すごーく驚く・・僕たちだって驚いているのだからこの「センタッキくん」は大したものだよスーパーセンタッキくんだよ今朝もガタゴト大きな音で全身を振るわせながらぼくたちの衣服やタオルやお布団のシーツを洗い上げて脱水までしてくれる(乾燥機能はついていない)・・しかもと言うかさらにと言うかこのセンタッキくんは大阪の日本橋で買ったものなのだけれど正規の電気店ではなくていわゆるバッタ屋と呼ばれるような店でかなりの年式オチのものを格安で買った覚えがあるせいぜい2万5千円とかそんなものだったと思うがたぶんその買い物の帰りにはミナミかどこかでまりちゃんと飲みまわっているはずなのだけれどその飲食代にはたぶん2万円前後は使っているとして・・20年も頑張るセンタッキくんとなんでもない夜の3軒程度の飲食とがさほど変わらない「価格」であるということに僕はあらためて驚いているというわけだモノの価値と価格はなかなか一つのモノサシデハハカレナイということだ・・センタッキくんのガタゴトグォーーーンという大きな音と振動は毎朝の恒例のようなものであり生活のリズムの中ではすっかり当たり前になって特に何かを感じさせることはないのだけれど・・ふと・・洗濯機の挙動が静まった後の「静寂」に今日は深く気がついた・・すべてが静まり返って鳥たちの歌声が遠くに聴こえる・・今日のような日のことを花曇りというのでしょうかまさに絵に描いたような花曇り・・春は移動性高気圧の晴天と低気圧の悪天候との間隔が短いので雲が多いのだそうな・・と、思っていたらこの静かな湖のほとりの村に似つかわしくないエンジンの空ぶかしの轟音が鳴り響いている・・ああ・・ああ・・ここまで書いて何やら急ぎの仕事の連絡が来てブログ書くのを中断したまま忘れていたらもう外は真っ暗だよ・・今日は月の皆既食なんだってね・・21時頃が見ごろらしいよ自分。