誰にも会わない話

耳のするどい生きものになってうっとりと宇宙を聴いている感じ。( *_* )v

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さあハートを開こう開け放とう〜ハートがひらけば言葉がながれる・・あれ?調子悪いぞ昨夜はすんなりと開いたじゃないか胸のあたりがぽかぽかとしてとてつもなく生命感に包まれたものだよどうしたんだろしょうがないので庭に出よう日向に出ようお日様に照らされようベンチの感触を確かめよう風に吹かれて耳を澄まそうそうここでじっとしていよう・・タイミングは遅からず早からず起こるべくして起こるというがその流れを信頼していない自分が焦る戸惑うヘマをやらかす拗ねる甘えるだだをこねる・・ハートはさいしょは内側に開くといいそうだね内なる馬鹿者の言い分を聞いてあげようじゃないか慰めも涙もいらないさ温もりがほしいだけ、そおいうことだどっちみち馬鹿者の言うことにたいした意味は無く今日も何か美味いものを食わせろという・・おい毎日同じパターンじゃないかそんなことでいいのかいいんだ内なる温もりが欲しいだけなんだ内なる温もりは内側にあるきっとあるちゃんとあるからそわそわと夢遊病者のように上の空で外側に出かけちゃいけないんだよ・・退屈なんだってさ退屈だったら食べるのか食べて寝るのか・・あかん調子が良くないぞ・・何を気取ってるんだ気取ってなんかいないよじゃあ何なんだ・・まあ馬鹿者とはこんな程度だ諦めろ自分の気持ちを素直な言葉にできなくて時に申し訳ないと健気にもふるまうが実はまるで申し訳なくなどとは思っておらず馬鹿者は馬鹿者としての思考を繰り返すのだね・・「微笑みながら消えてゆく僕は哀しみになりたかった」・・こんなふうに書けるといいな銀色夏生か懐かしいな退屈なんてありきたりなこと言わないでさ哀しみになりたかったぐらいのこと言ってみろよ気を利かせろよ哀愁は悪くないね哀愁ならば受け入れてもいいね哀愁も退屈も同じものなのにその風情と味わいがまるで別物だね不思議と言えばふしぎだよ・・で、・・あれか、雲さんか『浮浪雲』の雲さんがどうしたんだよ・・そんな上級者を唐突に引き合いに出して馬鹿者である君は何を語ろうとしてるんだ?やめとけみっともないでもオチをつけないと終われないんだなわかったよどうせ馬鹿者のたわごとだ言ってみるといいさ・・あの、雲さんが言うんだよ街人に「旦那なにしてんの?」と問われて一言、「退屈してんの」・・ああ素敵だ!